薄い本☆彡

ボーイズラブ(BL)とは

初めまして。腐女子XXと申します。

ちょこっとご挨拶などをさせていただきながら、私がこのブログでのBLを扱うポイントなどをご紹介させていただきます。

BLは性のエンターテイメント

ボーイズラブ、略してBLという男同士の恋愛を描いた作品ジャンルが注目され始め早20年余り(多分)

気がつけば、一部の人の隠れた趣味だったこのジャンルにも幅広い層が楽しむといった流れが生まれている気がしています。

私が初めてBL作品と出会ったのは中学生の時でした。当時女子校に通っていましたが、私のクラスには『秘密の漫画貸出ロッカー』なるものが2つ存在していました。

ひとつは当時大ブームだった「スラムダンク」や「天使なんかじゃない」などの、いわゆる一般的な少年・少女漫画が入っていたロッカー。

そしてもうひとつのロッカーには、“年頃の女の子向けの性体験談作品(ピアスシリーズなど)が置かれていたのでした。雑誌”や「幽☆遊☆白書」「るろうに剣心」などの同人誌は当時の年齢からすると少々過激な内容なんですが、激しいSEXシーンがあっても何故か男女の恋愛よりも美しくて自然に描かれている感じがしたんです。

登場人物が発するセリフの多くに共感した私はどんどんBLの世界にずっぷりと入り込んでいきました。

そしてその世界にもっと浸りたくなった私は、ロッカーの中の同人誌だけではなくこんな階段を駆け上っていきました。

小説、ドラマCD(非エロからエロエロまで)乙女向けゲーム、2次元から2.5次元への移行 などなど

こんな風に様々な表現方法に向かって興味の矛先が向かっていったのには理由がありました。

エロいことって。。。明るくて楽しい!

私はセックスに対して昔から「明るく」「陽気」なイメージを持っています。
その理由のひとつはBLがもっている「ある設定」が大好きだからなんだと思ってます。

BLは「少女漫画を男性同士の恋愛に置き換えた作品」と思われがちですが、背景の点から考えると単純にそうではないということは明確だと思います。

少女漫画は、恋愛関係が成り立ったかと思ったらすぐに危うくなる…という感じの”危機と安定が交互に表れるストーリー展開”を楽しむようなところがありますが、BL作品は何を置いてもまずは「絶対に崩れない関係性」が前提に存在するので成立するんだと思います。

ここで、そのあたりについての私なりの解釈を(あくまで私の個人的な見解になりますのでご寛容のほどm(_ _)m

BLは「主に女性が楽しむ為に女性が描いた、男性同士の恋愛作品」です。

自分好みの世界観の中で、主人公の男性が自分に対してではなく、男性に対してヤキモキしている様子を客観的・俯瞰で見られるということで、これを強い言い方にすると「俯瞰しか許されない」という特徴が最も面白いところだと思います。

そのため、いわゆる登場人物に感情移入して楽しむようなドラマや一般的なコミック作品などとは異なって、「感情移入の制限」をどういう形で楽しむのか。。。そこで妄想というスイッチが入ればBLと読み手が脳内でリンク出来るんです!!

なので「妄想派」の私はBLに夢中になれるんだと思います。

主役男性二人の恋愛を描いた作品が多く、この二人を「カップリング」と言い、攻める側を「攻(せめ)」攻められる側を「受(うけ)」といいます。

「鬼畜眼鏡攻」「誘い受」等…設定は色々ありますが、基本はお互い相手のことが「大好き」であるというところ、揺るがない信頼関係があるところがポイントになります。

それゆえにBLで描かれる「セックスシーン」は「後ろめたさ」「気恥かしさ」がほとんどありません。「ツンデレ萌え」を意識して抵抗するシーンが入ることはありますが(笑)

こんな風に世間的にはアブノーマルなプレイも、二人の中だとノーマルプレイに変わってしまう・・・これもBL作品が持つ独特の“魔力”だと思います!

BLのジャンルは脳内の世界地図

魔力を自分勝手に楽しむためなのか。。。私のBL脳内は常にウェットなんです(笑)

そして、私はBLの作品って4つのゾーンに分けられると思っています。(もちろん考え方は人それぞれです!あくまで私の考え方になります!)

下がその区分になります、分類したジャンルに関連すると思われる作品の中から、私が好きなものをご紹介させていただいてます(^^;)

1.シリアス

2.ギャグ:九州男児先生作「課長の恋」

3.スイート:腰乃先生作「滅法矢鱈と弱気にキス」

4.ビター:ヨネダコウ先生作「囀る鳥は羽ばたかない」

分け方は本当に人それぞれだと思います!(分類にわけない方がいい!という考えもあります!)

なので、私は「作家先生方の得意分野」という解釈をして、そこから代表的なおススメ作品のインデックスに。。。としてご紹介するようにしたいと考えてます。

無限大の妄想が支配する脳内膨張

約束された関係性や決められたルールの中でこそ実現出来る「性のエンターティメント」としてBLを楽しんでいた私。。。気が付いたら「エロいこと=明るいエンタメ」という脳内構造になっていました(^^;

BLがあるおかげでこんな理解の仕方ができるようになったんだな~、と思ってます。

このブログではそんなBLの魅力をいろんな角度からご紹介していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。


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